ぎゃしゃ浮砲台

浮足立った雑文

協奏曲ホ長調「春」/A・ヴィヴァルディ

祖母のメインバンク、池田銀行の販促物であろうクラシックCDのことを良く覚えている
とは言っても1曲目の「春」だけ

CDラジカセを買って貰った直後あたりに良く聴いていたのは、「春」の景気良い序盤の旋律を、リコーダーで練習していたこともある

「春」を聴くと祖母と祖母の家を思い出す
放課後や長期休みの間、祖母と過ごした時間は、今思えば日常と非日常が散りばめられている
9DK+開業医だった祖父の元仕事場と、断捨離できないモノに溢れた家
片付けられない家族と過ごしたお陰で、ダストアレルギーの鼻炎と一生付き合うことになったのも、今では優しい因果として受け止められる

「春」を聴けば祖母を思い出すように、我が子にも自分と何かの音楽がリンクしてくれたら、と願う

本日読んだマンガ『青のオーケストラ』を読んで、風呂場でヘタりながら聴いた「春」も、ひとつの風景

https://open.spotify.com/track/2WeE113RVmUx8eWpqHFU9i?si=ZUyf4NohRim1k45zx-icjQ